vol.41 注文住宅で選べる木造4つの工法と2×4のメリット

注文住宅のイロハ

2018年11月9日

木造住宅を建てる際の工法にはいくつもの種類があります。しかし、それぞれの工法の違いが明確にわかる方は多くないでしょう。その理由は大きく2つあります。ひとつは各企業によって独自の名称がついている場合があること。そしてもうひとつが、名前こそ違えど似たような工法であることが多いことです。そこで今回は、そんな木造建築工法を4つに分け、それぞれの特徴をご紹介しつつ、それと比較した2×4のメリットをご紹介します。

 

4つの工法の名称と別称

冒頭でもご紹介したように、木造住宅には、大きく分けて4つの工法があります。まずはそれぞれの名称(別称)を見ていきましょう。

 

※工法:工事における造り方/組み立て方  構法:柱や梁などの部材の構成方法を指します。

1,木造枠組壁工法(2×4工法、2×6工法など)

2,木造軸組工法(在来工法、金物工法、ドリフトピン工法、マルチバランス構法、シャーウッド構法、KES構法、テクノストラクチャー工法、 ウインウッド工法、HSS金物構法、FP軸組工法、ウッドパネル工法、グランドスラム構法など)

3,木造ラーメン工法(ビッグフレーム構法、SE構法など)

4,木質パネル接着工法(S×L構法など)

 

このように、ひとつの工法でも複数の別称があります。とくに木造軸組工法に関しては、日本に古くから存在する工法であることもあり、10以上もの別称があります。それではそれぞれの工法の特徴についてご紹介していきましょう。

 

4つの工法、それぞれの特徴

まず、木造枠組壁工法(2×4工法)以外の工法について、それぞれの特徴をご説明します。

 

●木造軸組工法

基礎に土台を乗せ、その上に柱を立て、梁などの水平な木材を渡して骨組みを作ります。ただし多くの別称があることからもわかるように、統一された規格やルールが存在しないためさまざまな仕様があり、耐震性、耐久性に関しても一概に強い、弱いとは言い切れません。一般的には斜めに木材を入れる筋違いにより、強度を増していますが、最近では構造用合板やパネルなどの面材を使い、さらに強度を高められるようになっています。

前項でも触れたように、日本に古くから存在する工法で、柱と梁で建物を支える構造です。多くの方が「木造住宅といえば木造軸組工法」というメージをお持ちでしょう。

 

●木造ラーメン工法

柱と梁の接合部分を大径ボルトやドリフトピンなどで強固に接合することで、強度を高める工法です。木造軸組工法のように筋違いを入れる必要性がないため、大開口や自由な間取りを実現できる工法です。

 

●木質パネル接着工法

構造材(柱や梁)と木質パネルを強固に面接合し、一体の箱形構造にする工法です。箱形構造というと木造枠組壁工法(2x4工法)を連想されるかもしれませんが、木造枠組壁工法は構造材とパネルの接合を釘や金物で行うのに対し、木質パネル接着工法は接着剤を使用する点が異なります。

 

木造枠組壁工法の特徴とメリット、ほかの工法との比較

それでは、最後に木造枠組壁工法(2×4工法)の特徴やメリット、そしてほかの工法との違いについて見ていきます。

 

日本で木造住宅というと、木造軸組工法が主流ですが、世界的に見ると木造枠組壁工法の方がメジャーな工法です。木造軸組工法のように柱と梁からなる構造ではなく、床と耐力壁と屋根を一体として組み合わせ、軸(柱)ではなく面(箱状)として強固な構造をつくり出します。別称の2×4、2×6とは、角材の断面サイズを表したものです。縦2インチ、横4インチであれば2×4、縦2インチ、横6インチであれば2×6です。

 

木造枠組壁工法がほかの工法に比べ評価が高い理由には、地震の際に軸ではなく面で支えるため揺れが分散され耐震性が高まることや、明確な施工ルールがある事から品質にばらつきが出にくいなどが挙げられます。また、各居室が石膏ボードで密閉される事で、他の木造住宅に無い耐火性が立証されているのも理由のひとつでしょう。

 

ただし木造枠組壁工法は日本ではまだ歴史が浅く、多くの実績を持った専門業者は多くありません。そのため、木造枠組壁工法で家を建てたい場合、経験豊富で技術力もある業者を選択することが、ポイントになります。

 

もし横浜、町田エリアで注文住宅をご検討中で2×4住宅に興味がある方は、ぜひ実績豊富な「マルビシ」までお気軽にお問合わせください。