vol.4 的確なベースカラーを選んで、より住みたい家に近づける

ワンランク上の暮らしを

2017年10月2日


注文住宅を建てるのであれば間取りや機能だけではなく、内装やインテリアにもこだわりたいものです。自分好みのおしゃれな空間を演出することで、快適性も居住性もさらにアップするでしょう。

そこで気をつけたいのが、インテリアの色の配分で基本となる3要素、「ベースカラー」、「アソートカラー」、「アクセントカラー」です。そしてその中でも特に重要なのが全体の雰囲気を決めるベースカラー。今回は注文住宅の工務店「マルビシ」が、空間のベースカラーの基礎知識から快適性、居住性をアップさせるベースカラーの選び方をご紹介します。

住まいのベースカラーってどういうこと?

住まいのベースカラーとは、インテリアのベースとなる床や天井、壁の色。一般的に目に心地よい空間をつくるには、ベースカラーが全体の70%、カーテンや家具などインテリアに使われるアソートカラーが25%、クッションカバーやテーブルクロスなど、ちょっとした場所に使うアクセントカラーが5%の配分がバランス良い配色といわれています。

この3つの配色の中でなぜベースカラーが重要かというと、単純に使用される割合が多いというだけではありません。カーテンや家具などは数年に一度は買い替えをするでしょう。また、クッションカバーやテーブルクロスもその日の気分で交換したり、流行に合わせて頻繁に買い替えたりします。しかし床、天井、壁の色は一回決めてしまったら、なかなか変えることができません。だからこそ慎重に選択しないと、のちに後悔することになってしまいます。

住まいにとってなぜ色づかいが大事なの?

部屋の大部分を占めるベースカラー。ちょっと色を変えるだけでも部屋の雰囲気は大きく変わってしまいます。またアソートカラーやアクセントカラーとの相性も重要です。バランスはきっちり守っていても、それぞれの色の相性が合わなければ、何か落ち着かない部屋になってしまう場合もあります。

色には落ち着く色、集中力が増す色、食欲が湧く色などそれぞれ適所があります。また色によって部屋が広く見えたり狭く見えたりといった効果もあるため、単純に好きな色だからといってベースカラーに選んでしまうと、かえって居心地が悪くなってしまうこともあります。好きな色が部屋の雰囲気や役割に適さない場合は、アクセントとして取り入れるなど、居心地を損ねないように自分好みの色の特性を活かしてインテリアに取り入れることにしましょう。

ベースカラーの選び方のポイント

間違えのないベースカラーの選び方のポイントは、その部屋の役割を明確にしてそれにふさわしい色を選ぶこと。そしてそのうえで家具やカーテンなどとの調和も考慮して決めていくことです。次にいくつかの例をご紹介します。

落ち着いた空間のためのベースカラー


寝室など落ち着いた空間をつくるためにおすすめのベースカラーは、いわゆるアースカラーです。自然界にある色、空(青)・植物(緑)・地面や木々(茶)に人は安らぎを感じます。例えば一部の壁と床を茶系にし、天井は少し明るめの色にするなどすると重すぎず、落ち着いた中にも高級感のある空間を演出できます。その他に壁全体をモスグリーンやスモーキーなブルーなどにすると洋風な落ち着いた寝室ができ上がります。

広い空間に採用したいベースカラー

白やグレー・ベージュ系のベースカラーはもっともシンプルで、ほとんどの色と相性も良いマルチカラーです。飽きづらい色でもあるのでリビングなど広い空間に採用すると良いでしょう。また、組合せによってさまざまな演出ができるのも魅力の一つです。白い壁に家具や床を木目などのナチュラルカラーに統一すると北欧風、天井を白、壁を淡いベージュやグレー系にするとシックで上質な雰囲気、さらにアクセントカラーにオレンジや赤といった暖色系を加えると、都会的でワンランク上のオシャレな空間を演出できます。

楽しい空間づくりをするベースカラー


アースカラーやマルチカラーは飽きのこない色ではあるものの、もう少し個性のある空間を楽しみたい方におすすめなのが、トイレや洗面室など、飽きても少額で貼替ができる小さなスペースで黄色やオレンジ、緑などのビタミンカラーやピンク色など、好きな色を大胆に採用すること。無機質な水廻りこそ、楽しい空間演出ができると家事も楽しくなります。

印象づくりには色だけでなく素材も大切に

壁の次に面積の広い床。住人にとってもっとも肌に近く、常に触れる場所。色の選択も大切ですが、素材による感触や質感の違いも確認しておきましょう。例えば、一口にフローリングと言っても様々な材質があります。多様な柄や色、機能が備わっているシートフローリング(木目を印刷した多層フィルムを合板に貼っているもの)、天然木の美しさと合板の扱いやすさを融合した突板(つきいた/無垢材を0.3mm程度に薄くスライスした材を合板に貼りつけたもの)、突板の質感をさらに無垢に近づけた挽板(ひきいた/2mm程度に切り出された板材を合板に貼りつけたもの)、時が経つほど美しい艶が生まれる無垢床材など、素材やその厚みなどでも質感や扱い方・金額が異なります。全面絨毯にしたい、水廻りならタイルもいいかも……といった希望もあるでしょう。それぞれの素材に特徴があるので、「色×素材」による違いも含め、最適な床材を選びましょう。

バランスや色相などに気をつけて快適な居住空間を演出しましょう

壁や床、天井の色を自分たちで決めることができるのは注文住宅ならではです。自分たちがどういった家に住みたいのかをイメージして素敵な居住空間を演出してください。大事なのは最初に記述したベースカラーが全体の70%、アソートカラーが25%、アクセントカラーが5%の配分バランス。ベースカラーで全てを表現しようとすれば、ごちゃごちゃとした印象になってしまいます。家具やカーテン、小物で色が足されるのを計算してベースカラーを吟味しましょう。もし迷ったときは専門家に相談することをおすすめします。横浜、町田エリアで注文住宅をご検討中の方は、ぜひ一度、2×4工法(ツーバイフォー工法)による注文住宅8,000棟の施工実績を持つ横浜の「株式会社マルビシ」が、までお気軽にご相談ください。