vol.30 できるだけ安く家を建てたい!という方に知ってほしい3つのこと

土地・お金のコト

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注文住宅で叶えたい夢はたくさんある!でもできるだけ費用を安くしたい!と思うのは当然のこと。しかし、ローコスト住宅というと、安い分何かしら懸念点があり、トラブルとなるのではないかと心配される方も少なくないでしょう。そこで今回は、素材の品質やランクの選択肢、将来的に必要になるコスト、アフターメンテナンス費用も含めたうえで、「トータルでお得」な注文住宅にするために知っておきたい3つのポイントについてご紹介します。

 

① ローコスト住宅が実現する理由

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注文住宅の価格は様々ですが、その中でも安さを第一の売りにするローコスト住宅メーカーが存在します。 代表的な所では、タマホームやオープンハウス等が挙げられますが、ローコスト住宅の最大の特徴は、部材や設備の一括購入、規格化された設計・施工システムの徹底といった合理性を突き詰めることで、住宅を建設するうえでのコストダウンを実現している点です。また住宅として最低限必要な機能のみを基本として、それ以外の部分に関しては、オプション扱いとすることもローコスト住宅の特徴のひとつです。

 

他にもローコスト住宅は、建物以外の部分でもコストダウンを図るため、契約から竣工までの打合せや施工期間短縮や、インテリアコーディネーターなどの専門スタッフ等の人件費を削減するシステムを導入しています。その代り広告宣伝費は大手一流メーカーに劣らぬ費用を投入している為、ローコスト住宅というジャンルを認識されていない方には、大手住宅メーカーと混合してしまうような知名度を武器にローコスト住宅の販路を広げています。

 

ローコスト住宅は注文住宅のように、自分が選んだ素材で、好みのレイアウトでといった自由度は大幅に制限されます。しかしローコスト住宅の多くは、建設会社の経営努力によって実現されているものであり、必ずしも安かろう、悪かろうではないこともおわかりいただけると思います。ただし、そういった優良企業ばかりではないこともあり、やはり注意しなければならない点が存在します。

 

② 安いからこそ注意すべきポイント

住宅にはできる限り予算をかけたくないという方にとって、大きな味方になるローコスト住宅。しかし安いからこそ、注意しなければならないポイントがあります。このポイントを理解したうえで選ばないと、かえって高くついてしまうケースもあります。ここでは特に注意すべき点についてご紹介します。

 

オプションを追加することで当初の予算を大幅にオーバーすることがある

ローコスト住宅の特徴のひとつとして、必要最低限の機能を基本としたプランとなっていることは前項でご説明しました。そのため後になってオプションを追加していくと、最初に予定していた予算を大きく上回ってしまうことも珍しくありません。コンセントの数、水回り設備、網戸など、「当然このくらいはついているだろう」と思われる内容が不足、又は無かったりします。標準仕様で何がどれくらい見積に算入されているか、事前に確認をしましょう。また、極端に薄い断熱材は光熱費を高くしますし、外装の耐久性が低い事でメンテナンス費用も高くつきます。「新築」=「快適」ではありません。住み始めてからの事も想像して、適度な仕様になっているか判断が必要です。

 

ローコストには理由がある

現在、ローコスト住宅の販売は多くの建設会社で行っているため、価格競争も激しくなっています。その結果、他社よりもより安い住宅を実現するため、「短期多売」が重要視されている結果、職人不足を解消する為に素人同然の職人が多くいたり、健全な養生期間が軽視されて基礎の耐久性が落ちたり。。。 色々な懸念事項があります。webサイトにはローコスト住宅に実際に住んでいる方の声が沢山アップされていますので、検討中の会社がキチンとした住宅を建築しているか、判断の一つとしてみて下さい。

 

③より良いマイホームにするためのポイント

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少々怖い話が続きましたが、ローコスト住宅のすべてが悪いわけではありません。低価格で注文住宅を購入するうえで何を一番重視するかは、人によって変わってきます。ただしどのような場合であっても、購入した家で少しでも永く、安全、快適に暮らしたいといった思いは同じではないでしょうか。そこで3つめのポイントとして、より良い住宅を手に入れるためのポイントをご紹介します。

 

より良いマイホームを手に入れるためには、よき担当者(アドバイザー)に出会えるかが重要です。単に売れればよいと考えている担当者ではなく、購入者の想いに寄り添い、親身になってアドバイスをしてくれる担当者かどうかを見極めることが、より良いマイホームを手に入れるための最大のポイントです。様々な質問や心配事に対して、ただ「大丈夫ですよ」「それが普通ですよ」と対応する担当者ではなく、その心配を解消するための提案や、デメリットなども正直に話してくれる担当者が良いでしょう。

 

マルビシはローコストメーカーではありませんが、もし横浜、町田エリアでできるだけ安く、良質な注文住宅を建てたいという方は、安物買いの銭失いにならないためにもぜひ一度「マルビシ」までお気軽にお問合わせください。

 

 

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